ファインブロートの特長
コーヒー世界地図
おいしい珈琲のいれかた
お申し込み方法
価格表(メニュー)
パンダ
  おいしい珈琲の入れ方
ファインブロートでお薦めしている珈琲のいれかたは一般的に最も普及している「ペーパー・ドリップ」による方法になります。衛生的なのと簡便性、なにより珈琲の味を素直に抽出してくれるからです。よい珈琲豆を使用すれば飲み口のすっきりとした、コクのある珈琲をいれることができます。
さらにプラスアルファをもとめれば多少の知識やコツも必要となります。
以下はその基本的なルールになります。

1) 用意するもの
中挽きの珈琲
理想的には挽きたてがベストです。
[ 粉の分量 ]
1杯分:10g 抽出量:150cc 使用器具:101
2杯分:18g 抽出量:300cc 使用器具:101
3杯分:25g 抽出量:450cc 使用器具:102

コーヒードリッパー
抽出量に合わせたサイズのものを使用します。

ペーパーフィルター
ドリッパーのサイズに合わせたものを使用します。

サーバー
抽出したコーヒーを受け、抽出量を測ります。
サーバーの目盛のマークが何ccを指すのかは事前に調べておく必要があります。

ドリップポット
専用のものがあればベスト、湯を安定して細くそそぐことが基本です。

湯の温度は82〜83度 沸かした湯をポットに入れ、水を足して温度を調節します。この場合必ず温度計を使用してください。
新鮮な珈琲豆の場合 湯の温度を82〜83度で抽出するとおいしい成分がバランスよく抽出できます。

湯の温度が高くなるとえぐみが強くなり角がたった味になります。
温度が低いと苦味が抑えられ充分な旨みが抽出できなくなります。

おいしい珈琲をいれるには、最初の湯の温度が一番重要になります。


さあ いよいよ抽出です。
写真 写真
1. ペーパーフィルターの圧着してある部分を側、底の順で互い違いに折ります。
2. ペーパーフィルターの内側に指をあてがい、反対の手のひらに押し当ててドリッパーに密着しやすいように立体的に形を整えます。

写真 写真
3. ペーパーフィルターを指でドリッパーに押し付けるようにしてセットします。
4. ドリッパーに分量の粉をセットします。

写真 写真
5. ドリッパーを軽くふって粉を平らにしサーバーにセットします。
粉を平にすることにより注湯のとき、均一に湯が行きわたります。
6. 1回目の注湯=蒸らしになります。[ 湯の温度は82〜83度 ]
粉面より3〜4cmの高さから粉全体に湯が行きわたるように、なるべく湯を細く出しながら、粉の中心から外側に向かって渦巻き状に注湯します。
1回目の注湯の量は、抽出液がサーバーに数滴落ちるくらいから底面を薄く覆う程度が適切です。

ポイント1 湯はそそぐというより軽くのせるといったイメージです。
ポイント2 ペーパーフィルターには直接湯がかからないようにします。無理に粉面の周縁部にそそがなくても湯が勝手に伝わっていきます。蒸らしで濾過槽をきれいに作ることがおいしいコーヒーの秘訣になります。

写真 写真
7. 新鮮な珈琲豆で挽き立ての粉を使用した場合はドーム状に膨張してきます。
(新鮮な豆でも挽いてから日数がたってしまうと膨らみは少なくなります。)
この状態が「蒸らし」になります。
8. 20〜30秒または目で見て膨らみがとまったと感じたら、2回目の注湯にはいります。
湯が粉全体に行きわたるように1回目と同じように注湯します。
この場合も粉の周縁部には決して湯をそそがないようにします。

写真 写真
9. 2回目の湯が落ちきる前に3回目の注湯にはいります。
要領は2回目のときと同じです。
10. 3回目の湯が落ちきる前に4回目の注湯にはいります。
コーヒーのおいしい成分は3回目の注湯までにほとんどが抽出されています。
4回目の注湯以降は濃度と抽出量の調整になります。
抽出に時間をかけすぎると味を損なう成分までが抽出されてしまいますので、4回目以降の注湯はスピーディに行います。

写真 写真
11. 適量になるまで注湯を繰り返し、ドリッパーに湯が残っていても抽出量が適量になった段階でドリッパーごとはずして抽出完了になります。
12. 最後に軽く撹拌し、濃度を均一にします。

写真

カップにそそいで、できあがり。